研究分野紹介

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幹細胞治療分野

教授 中内啓光

Division of Stem Cell Therapy

幹細胞治療分野
基礎科学と臨床医学の掛け橋として新しい医療を確立する!
当研究室では、免疫学、分子生物学、細胞生物学、発生工学など、基礎科学の知識や方法論を臨床医学と結びつけることにより、新しい病気の発見、病態の解明、治療法の開発など、先端医療の確立に貢献することを最終的な目標としている。また、教育面では各人の興味・個性・能力を最大限に発揮できる環境を準備し、生命科学の分野において創造的な研究を発信し続けることのできる人材の育成を目指している。

幹細胞プロセシング分野

准教授 大津 真

Division of Stem Cell Processing

幹細胞プロセシング分野
当分野では、主として造血幹細胞を標的とした応用研究を行っています。造血幹細胞の自在な制御は、既に多くの臨床経験を有する遺伝子治療、同種移植をより安全で、より有効な治療法へと改良することに結びつきます。新奇に走らず、真理の探求を志し、造血幹細胞生物学を究めることで、真に臨床応用可能な成果を求め続けたいと思います。また、人工多能性幹細胞 (iPS細胞) は病態解明、創薬を可能にする貴重な研究ツールであることから、ステムセルバンク(下記「ステムセルバンク」の項参照)の活動を引き継ぎ、難治性疾患の治療法開発に資するべく、疾患特異的iPS細胞の樹立等の活動も行っています。教育面では、自らの創成する研究成果が医療の現場で実際どのように疾患の治療に貢献しうるか、常に高い目的意識を持って研究に取り組める、そうした環境を提供し次世代の先進医療を担う若手研究者を輩出することを目指します。

幹細胞移植分野

教授 東條有伸

Division of Stem Cell Transplantation

幹細胞移植分野
造血幹細胞移植 -新時代の細胞治療を目指して-
医科研の造血細胞移植チームは、最初の同種移植としてHLA一致同胞からの骨髄移植を1983年に実施して以来、HLA一致血縁ドナーのみならずHLA一部不一致血縁ドナーおよび非血縁ドナーからの骨髄、末梢血、臍帯血を用いた移植の経験を600回以上重ね、以前は不治の病と言われた多くの難治性血液疾患の患者さんが、健康を回復するようにと力を注いでまいりました。実際に多くの患者さんが社会あるいは各自のご家庭に復帰されましたが、より安全に、より確実に、より多くの患者さんが健康を取り戻すことができるように努力するとともに、現在行なわれている同種移植療法を進化させ、より確実で安全に各疾患の治癒をもたらすことが可能になるような新しい細胞療法、分子療法の開発に尽力しています。特に、臍帯血移植は、1998年以来200回以上を経験し、安定したその成績は全国のみならず世界から注目を浴びております。我々は、秘めたる潜在力をもったこの臍帯血の造血・免疫細胞の特色を最大限に引き出し、現在抱えている問題の解決を通して次世代の移植療法の開発を目指します。

幹細胞シグナル制御分野

教授 北村俊雄

Division of Stem Cell Signaling

幹細胞シグナル制御分野
疾患の病態解明と新規治療開発を目指して
私たちは、東京大学医科学研究所において疾患の病態解明と新規治療開発を目的とする研究を行う一方、 附属病院において難治性血液疾患の診療に従事しています。
  • ・Basic Scienceの分野で生命現象の解明を目指します。
  • ・Clinical scienceの分野で病態の解明や新しい治療法の開発
を目指します。

幹細胞ダイナミクス解析分野

准教授 ハイジッヒ ベアーテ

Division of Stem Cell Dynamics

幹細胞ダイナミクス解析分野
私たちは、生体の様々な状況下における組織幹細胞を含む各種細胞の動態解析、及びそのメカニズムを日々解析しています。私たちは、多様な組織の幹細胞についての知見、及び実験結果を統合し、幹細胞の分化、増殖、動員等の挙動を解明し、最終的にこうした研究成果を基礎とした臨床への治療あるいは診断面での還元を目標にしています。私たちの研究では、現在、最先端の遺伝学的技術アプローチと細胞生物学的アプローチを駆使し、造血幹細胞における自己複製プログラムのメディエーター候補の特定を目指しています。さらに最近の研究で、一部の癌幹細胞をはじめとする癌細胞にもこれらの自己複製機序を模倣している可能性があることが解ってきています。私たちは、これらの幹細胞システムが癌病態において果たしている役割についても、解析を進めています。
近年目覚ましい勢いで世界的に研究が進められつつある再生医療分野のプロジェクトの遂行には、国際的な広い視野と研究協力が不可欠です。私たちの教室では、こうした観点から、他施設と連携し、積極的な海外との人材交流と研究の拠点形成を視野に入れ、国際的な学術交流のためのプラットホームとして機能することを主題の一つと捉えています。

幹細胞セロミクス分野

特任准教授 渡会浩志

Division of Stem Cell Cellomics

幹細胞セロミクス分野
幹細胞セロミクス分野は2015年9月に発足した新しい研究室で、免疫学、細胞生物学、分子生物学、タンパク質工学、発生工学、創薬化学などの様々な基礎科学の知識・技術を基盤としながら、未知の病態の解明や新しい治療法の開発を目標に掲げるとともに、新しい方法論の技術開発にも取り組んでいます。教育面では基盤技術の習得に重点を置きながら、生命科学の分野において独創的な研究を遂行できる人材の育成を目指しています。
中心となる免疫研究や幹細胞研究の他、内閣府ImPACTプログラムなどに参画し、超異分野融合研究を加速させています。

再生医科学分野 (再生基礎医科学国際研究拠点)

特任教授 渡邉すみ子

Project Division of Molecular and Developmental Biology

再生医科学分野
網膜変性疾患と脳腫瘍の発症、病態メカニズムを解析し、次世代の創薬をめざして
私達の研究室は、血液、免疫のシグナル制御の研究基盤をより3次元的な構造を持つ器官形成の「場」におけるシグナルの時間・空間的制御と細胞増殖・分化制御の相関の解明とその応用による臓器再生をめざして、網膜の発生、再生機構を、幹細胞単離と細胞系譜の決定とその制御を中心に転写因子、ヒストンメチル化のメカニズムを中心に研究を展開しています。近年は網膜変性症の原因と病態の分子的解析に取り組み、マイクログリア、マクロファージなどの免疫系細胞の役割について注目しています。同時に、遺伝性網膜疾患患者さま由来のiPS細胞を樹立し、視細胞変性の病態解析をおこない、創薬研究をめざしています。さらに増殖の破綻である「がん」に注目し、脳腫瘍の原因遺伝子の解析とその治療戦略の開発、網膜芽細胞腫の病態解明、についても本格的に取り組んでいます。

先端的再生医療分野 (先端的再生医療社会連携研究部門)

特任准教授 山崎 聡

Project Division of Advanced Regenerative Medicine

先端的再生医療分野
幹細胞を用いた次世代医療につながる基礎研究をめざして
当研究室では、造血幹細胞をモデルとした幹細胞生物学の研究とその応用に向けた基礎研究を行なっています。近年、様々な多能性幹細胞や成体幹細胞(組織特異的幹細胞)の存在が明らかとなり幹細胞研究分野が大きく発展しつつあります。造血幹細胞は一世紀も前からその存在が考えられ、最も古くから研究と臨床応用に取り入れられた幹細胞です。造血幹細胞研究は幹細胞生物学をリードする分野として走ってきましたが、いまだ不明なことが多くある幹細胞でもあります。これらの疑問に答えるための研究は生物学ならびに医学の分野において非常に重要であり、とても魅力的です。 造血幹細胞は個体の一生にわたってすべての血球系を維持することができます。造血幹細胞の持つ自己複製能と多分化能がこれを可能にします。幹細胞研究を行なう上で、造血幹細胞の有利な点は分化誘導が比較的容易なことです。1個の造血幹細胞から多様な血球をin vivoあるいはin vitroで分化させることができます。 造血幹細胞研究は再生医療、遺伝子治療のさらなる発展に大きく貢献すると期待されます。
Keyword: 造血幹細胞、 自己複製、 分化、 対称性分裂, ニッチ

ステムセルバンク

准教授 大津 真

Stem Cell Bank

ステムセルバンク
研究ツールとしての幹細胞の活用
ステムセルバンクは人工多能性幹細胞(iPS細胞)に関する基盤技術の確立と普及を目的に文部科学省再生医療の実現化プロジェクト「"iPS細胞等技術プラットフォーム"の構築に係る業務」の支援の基に幹細胞治療研究センター内に平成21年4月に設置されました。本部門では、(1)ヒトiPS細胞の樹立、評価、保管、および配布、(2)東京大学および東日本地区を中心とする研究者に対するiPS細胞取り扱い技術の普及、等を行ない、難病を中心に疾患特異的iPS細胞を活用した病態解明、創薬等の新規治療法開発につながる研究の実践と、学内外の研究者をサポートする業務を推進しています。
なお、ステムセルバンクの活動は現在、幹細胞プロセシング分野で行われております。詳しくはそちらをご覧ください。

FACSコアラボラトリー

特任准教授 渡辺信和

FACS Core Laboratory

FACSコアラボラトリー
ユーザーフレンドリーな細胞解析・分離施設
研究者にとってフローサイトメーターは操作が煩雑で使いにくい機器であるのと同時に、細胞を用いた研究を行う上では非常に強力なツールとなります。FACSコアラボラトリーでは、医科研内外の研究者を対象にフローサイトメトリーによる細胞解析・分離の支援を行っています。FACS使用経験の無い方には、細胞の処理方法等の相談も受け付けています。幹細胞をはじめとした細胞生物学研究の発展のため、利用者本位の支援を行っています。

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